私にとって、トーナメントでブラックバスをキープする時の最良の方法。
北山湖のような深いレイクで開催されるトーナメントでは、エア抜きという行為が必要になってきます。
なぜならば、ディープからブラックバスを釣り上げた時、水圧の変化にたえられずに体内にエアーがたまりライブウエルの中でバスがひっくり返ってしまうのです。
そのままにしておくと、ブラックバスは死んでしまいます。
それを予防するため、バスの体内にたまった空気を抜かないといけません。いわゆるエア抜きですね。
しかしながら、ブラックバスのお腹に針を刺さないといけませんので、その行為だけでもバスにダメージをあたえてしまいます。
もし、失敗して間違った場所(708個あるといわれている経絡秘孔)に刺してしまうとバスは死んでしまいます。
違う方法として、バスの口内に注射針を刺してエアー抜きするタイプのベンズメンダーと言う商品は、お腹に刺すタイプの針よりもエア抜きの成功率は高いです。
しかしながら、私はエア抜きが苦手だったので、バスの腹鰭にシンカーをクリップで固定してバスを無理矢理まっすぐな状態にして、ひっくりかえるのを防いでました。
このままほっておくと自然にエアーは抜けていきます。
この方法は、バスにダメージを与えずにすむので気に入ってましたが、これには弱点がありました。
ライブウエルの中で暴れてクリップが外れてしまうのです(泣)
なので、トーナメント中にちょこちょこライブウエルチェックをする必要がありました。これでは試合に集中する事が出来ません(泣)
何年か前に発売されたアメリカ製のグローリーバックは、バスを傷つけることなくキープする事が出来る素晴らしい商品でした。
ロッドマンでも輸入しておりましたが、ある程度の数量を発注しなければいけないのと、円安の影響で値段も高くなってしまいましたので仕入れを断念しておりました。
そしてグローリーバックの事を忘れていたころに登場したのが、フィッシュプロテクトバッグです。
http://www.rod-man.jp/?p=69223
グロリーバックをインスパイアした商品ですが、中々すぐれものです。
私みたいにエア抜きが苦手なみなさん、是非ご利用下さい。
入れ替えするときも、かなり便利ですよ!
ちなみに私はグローリーバックを大事に使っております。