今週のリールカスタムは7台でした。梅雨の影響かグリスの劣化がかなり見受けられました。
オーバーホール 3台:初代アンタレスのオーバーホールをさせていただきました。内部を見てみますと、グリスがゴミと混ざり合ってかなり汚れヘドロ状になっていました。内部パーツもベアリングが一か所摩耗しておりましたので徹底洗浄後、ベアリング交換とグリスアップにて作業終了です。
カルカッタコンクエストのオーバーホールをさせていただきました。こちらもグリスにゴミが混ざっていましたが取り除けばパーツに問題はありませんでした。ですので洗浄後グリスアップをして作業終了です。
12アンタレスのオーバーホールをさせていただきました。定期チェックとのことでお預かりさせていただき内部を見てみると多少グリス切れかなと思いましたがそれ以外には特に問題は見られませんでしたので洗浄後グリスアップをして作業完了です。
パーツ交換 2台:カルカッタコンクエスト100DCにZPI様の防錆Sic-BBの取り付けをさせていただきました。以前にもご交換いただいたお客様からのリピートご依頼でした。コンクエストDCシリーズはDC本体が六角ネジとプラスネジで止められていますのでこれらを外さないといけません。ご注意ください。
レボエリートIBにZPI様のNRC901Mの取り付けをさせていただきました。ブレーキユニットごとスプールを交換する商品でマグネットの個数が純正品よりも増えるのでかなり幅広く調整が可能になります。また、スプールのラインキャパも12lbが75m巻けますので150m売りが主流のラインだと丁度しるしがある所で半分巻けることになります。
オーバーホール前の検査 2台:カルカッタコンクエスト100のレベルワインド部にゴミが挟まりこんで動かなくなったとのことでお預かりいたしました。ゴミの除去を試みたのですがかなり深いところまで入り込んでおり完全に分解することが出来ませんでした。レベルワインド周りは取り外せましたのでオーナー様とご相談後周辺ハーツの新品交換となりました。
07メタニウムMgのハンドルが回らないとのことでお預かりいたしました。内部を見てみるとかなりの砂が入り込んでおり、その砂が各パーツの隙間に入り込んで動作不良、またはパーツの劣化を招いていました。オーナー様とご相談後消耗しているパーツを新品交換させていただくことになりました。
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