どうも!
ガイアです!
今回のブログでは、遠賀川水系で魚を釣っていく中で僕自身の考え方や、狙い方を書いていきたいと思います。
まず最初に、遠賀川水系とはどんなフィールドなのか?
という所から。
新日鉄堰で大きく2つに分けられて下流域と、上流域に分けられます。
まずはトーナメントエリアでもある下流域。
下流域は川の半分以上がコンクリート護岸で作られています。
川筋は緩やかに曲がっていますが基本はまっすぐに流れているエリアがほとんど。
そんな下流域はインビジブルストラクチャーと呼ばれる水中の地形変化や、沈み物が多く点在しています。
次に上流域と呼ばれているエリア。
下流域と違いコンクリート護岸は少なくカバーなどナチュラルバンクが続いています。
あとは消波ブロックや支流の多くが合流しています。
流れに関しては、川として考えると緩やかな方だと思っています。
一部の堰などは流れが強いエリアもあります。
そんな遠賀川水系でよく『リアクション』の要素を取り入れた狙い方をします。
この写真は『ソウルシャッド』を使ったリアクションの釣り。
遠賀川は、オカッパリとボート共に沢山の方に人気のフィールドなので、プレッシャーもかかり(魚はいるけど、口を使わない)という状況が多く感じられます。
また魚の活性が低く口を使いにくい状況。
そんな時に多用しているリアクションの釣り。
ただし、単にリアクション要素を高める釣り方よりも、できる限りベイトフィッシュに合わせたナチュラルなリアクションの釣り方の方が魚からの反応は多いと感じています。
そこでまず1つがシャッドでした。
魚の見た目をしているシャッドですが、ボトムに当ててリアクションさせる使い方の時のイメージではエビです。
遠賀川水系の魚はテナガエビを捕食している魚が非常に多い事からエビがピュッと逃げる動きのイメージで使っています。
それと、ボトムにルアーがタッチした時に一瞬リーリングを止める、または遅くするようにしています。
その理由の1つに、魚が反射的に口を使うので針に掛りにくくなります。
写真のように口の外に薄皮一枚の時もあります。
なのでこの釣りの時はリールのドラグは緩めでセッティングしています。
あとは、ボトムの石などにルアーが当たって動きが変化する時に魚からの反応が多いという事。
なのでフッキング率を上げるという理由が1つ。
もう一つの理由は根掛かりです。
通常はリップとルアーボディの後ろに針があるのでリップが先に当たり交わしてくれますが、ボトムに当たってルアーが姿勢を崩した状態で巻き続けると針が隠れないのでそのまま根掛かりに繋がります。
ルアーの姿勢を通常の姿勢に戻してから再びボトムにタッチさせていくと根掛かり回避率が格段に上がります。
この2つの理由でボトムにタッチした時リーリングを遅くしています。
また、ピンスポットの沈み物にいる魚に対してリアクションの釣りで狙う時はフリーリグを使います。
あえて引っ掛けて外すハングオフでアプローチします。
ワームはファイボス3インチをメインに使っています。
ズル引きしている時は動きすぎず、根掛かりを外した時にブルンッと動いてくれます。
これもエビをイメージしてナチュラルなリアクションを意識して使っています。
もしも、ピンスポットが杭など魚が浮いてそうな物にはシャッドを使用します。
僕の中で1番シャッドの出番が多いのは、ハンプやゴロタエリアなど比較的広い地形変化を効率良く狙っていきたい。
そんな時にシャッドの出番です。
ワームのリアクションだと時間がかかる。
そんなエリアで使ってます。
あとはレンジです、シャッドがボトムにタッチできる水深のエリアに限ります。
その点、ソウルシャッドはSRやDR
各サイズもあるので使い分けて使ってみてください。
あとはフックも時期や魚の状態に合わせて変えていますがそれはまた別の機会にご紹介します。
それとあと一つ中層のリアクションの釣りがあります。
遠賀川にはテナガエビと同じくらいメインベイトになっていると感じている『ハス』が多く生息しています。
そんなハスを捕食している魚は経験上は大きなサイズが多いです。
そんなハスをメインに捕食している魚に対しては中層でリアクション要素のある釣り方で釣っていきます。
それが『RVミノー』です。
春先のジャークベイトの釣りは皆さんよくやられていると思います。
もちろん春先もジャークベイトをよく使いますが、僕は『真夏』にもよく使います。
この釣りは遠賀川水系の中でも流れのあるエリアでハスが沢山いる事と、それを捕食している魚が多いエリアで効果的です。
早朝や、夕まずめなどはハスなどを追ってボイルしているような魚を日中に狙う釣り方です。
真夏は堰など流れやシェードのあるエリアは釣り人も多くプレッシャーも掛かり、ライトリグを入れても中々口を使ってはくれません。
そこで、先程のシャッドの釣り方と同じく、いるけど口を使わない魚にベイトフィッシュに合わせたナチュラルなリアクションで狙うとなるとジャークベイトが効果的でした。
使い方はポーズはほぼしません。
連続ジャークでバスに見切る隙を与えない様に動かします。
活性が低い時でも反射的に魚の本能で反応してきます。
これも反射で口を使わせるので掛かりは浅いです。
でも、ジャークベイトのほとんどは針が三つ付いているものが多いので絡め取っていきやすいです。
それも使用している理由の一つです。
少し水に色がついていると感じた時は『リレンジ130』を使用します。
理由は、RVミノーは水を切ってダート幅が広くリアクション要素に特化していますが、リレンジは水を押すタイプなので移動距離を短く魚を引っ張る力があります。
春先など魚を引っ張りたい時はリレンジをよく使います。
これが中層のリアクションの釣りです。
まとめると、魚はいるけど口を使わない。
食べているベイトフィッシュに寄せたナチュラルなリアクション。
掛かりは浅いので針や、タックルバランスの調整。
厳しい時ほど頼りになる釣り方です。
もう一つ、遠賀川水系で釣りをする上で僕が考えている事は『中層攻略』です。
これについては次回のブログに書こうと思います。
難しい遠賀川水系ですが、夢のある素敵なフィールドですので皆さんも是非攻略してみてください。